6次産業活性化施設
「元丈の里 ゆめ工房」

多気町波多瀬地区は、江戸時代に活躍した本草学者「野呂元丈」誕生の地として早くから地域住民が主体となり、地域活性化施設「元丈の館」を運営し、ハーブ・薬草などを活用した地域づくりを進めて参りました。平成22年4月以降は、波多瀬保育園が統廃合により廃園となった為、地域ぐるみの参加で施設を有効利用し、地元で採れた米、野菜、果樹、薬草などの加工、販売そして、都市と農村の交流や子ども食農教育支援のための6次産業活性化施設「元丈の里 ゆめ工房」を運営する運びとなりました。このことで地域経済の活性化を図り、若い世代の人々にも魅力を感じて頂き暮らしていける農業・農村社会の実現を願っています。

「元丈の里 ゆめ工房」紹介(問合せпEfax 0598-49-3348)
元丈の里 6次産業 活性化構想紹介
ゆめ工房で6次産業化に頑張る若いおかあさん達のプログ
●遊休農地を活用した米粉用米の生産と製粉
●内容 後継者不足などで遊休農地が増加しています。農地・水・環境保全向上対策の一環として、「丈の里 営農組合」が新規需要米制度を活用し、米粉用米を生産し、ゆめ工房にて健康に配慮した7分つきの米粉を製粉し、近隣の直売所や学校給食にも提供しています。
 
米粉を使ったお菓子・ケーキ・ビザづくり
●内容 ゆめ工房では、食物アレルギーに配慮し、米粉を使った食品づくりの研究を進め、米粉を使ったお菓子・ケーキ・ビザの製造、販売もおこなっています。
野菜・薬草を使った乾燥野菜や野菜粉づくり
●内容 地元産の安全・安心な野菜や薬草を天日や乾燥機を使い乾燥野菜を生産し、それを製粉してお菓子やケーキづくりに使用しています。
●地元野菜の漬物
●内容 地元農家や営農組合が生産する安全・安心な野菜をゆめ工房にてキムチにしたり、地域のおばあさんによる昔ながらの田舎の漬物として販売致しています。
 
●石窯や炭焼き体験を通じた都市と農村の交流
●内容 石窯による米粉入りのお焼きやピザ焼きや竹炭焼き、薪割り体験などを通じ、都市と農村の交流や子ども食農教育を実施しています。